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さらに重要性が増す株式動向

FOMC後、最も重要なことは株高の維持と考えています。とりあえず米株は主要3指数が上昇基調を維持。今後、外為市場では新興国通貨や資源国通貨が対米ドルや円で底堅い展開となる可能性が高いと考えています。詳細は、マーケットレポートをご覧ください。

Source : Bloomberg

Analysis Highlights

・さらに重要性が増す株式動向

6月のFOMC声明では「the Committee will be patient (辛抱強くなれる)」との文言が削除され、「the Committee will closely monitor the implications of incoming information for the economic outlook」とし、今後の経済情勢に目を光らせていく姿勢を示した。一見するとハト派傾斜に見える。だが、適切な行動(=利下げ)の目的はあくまでも「… to sustain the expansion(景気拡大の維持)」であると主張。2019年の予想FF金利(ドットチャート)も、3月時点の予測中央値2.4%(2.375%)から変化していない状況を考えるならば、パウエルFRBの強気スタンスがうかがえる。
今回のFOMCを受け米株高トレンドが維持された点は、外為市場のトレンドを予測する上で重要である。FEDの利下げ観測により米金利の低下傾向が避けられない状況の中、外為市場でのリスクセンチメントを左右するのが株式、特に米株となるからだ。その米株だが、米中対立が再び緩和ムードへ転じている状況も考えるならば、G20 までは調整の売りを挟みながら底堅さを維持しよう。昨日のように「株高・米金利低下」の局面では、「株高=リスク選好」と「米金利低下=米ドル売り」の恩恵を受けるリスク性の高い通貨-新興国通貨や資源国通貨が対主要国通貨で上昇する展開を予想する。ドル円は「株高=リスク選好=円売り」と「米金利低下=米ドル売り」という展開(=売り圧力がぶつかり合う展開)を予想する。徐々に上値が切り下がっている状況を考えるならば、注視すべきは下値トライである。一方、ユーロドルは米欧緩和対立を背景に1.1100-1.1350での売り買い交錯相場を予想する。

・ドル円とユーロドルの展望

今日のドル円は売り買い交錯を予想する。直近の動向を確認すると、米金利低下の影響が株高のそれを凌駕し、109円トライすら四苦八苦している状況となっている。これを考えるならば、注視すべきは重要サポートポイント107.80の維持となろう。米株が崩れない限りこの水準を維持する展開を予想する。逆に米中対立の再燃により米株の下落幅が拡大する場合は、107.50(1/4安値)までの下落を警戒したい。107.90および107.80にはそれぞれビッドが観測されている。一方、上値トライのケースだが、上述した米金利低下の影響力を考えるならば21日MA(108.66前後)までの上昇が限界と予想する。
ユーロドルは現在、米欧緩和対立の状況へ陥っている。通貨オプション市場では短期のリスクリバーサル(1週間)が再び上昇基調へ転じている。大陽線の示現による昨日の反発も考えるならば、本日はユーロドルの上昇を予想する。続伸する場合、テクニカル面での焦点は10日MA(1.1260前後)のトライそして突破となろう。1.1240、1.1250および1.1270にはそれぞれオファーが観測されている。一方、下値の焦点は5月30日安値1.1114を起点とした短期サポートライン(1.1190前後)の維持である。

【ドル円】

USDJPY ドル円


【ユーロドル】

ユーロドル EURUSD

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