【ユーロドル (EURUSD)】今日の見通しとチャートポイント
米ドル安にサポートされ、ユーロドル(EURUSD)は反発基調を維持している。昨日は高値1.0678レベルまで上昇する局面が見られた。ユーロドルがさらに上値をトライする場合、注目しておきたいチャートポイントは?詳細はIG為替レポートをご覧ください。
サマリー
・米ドル安にサポートされ、ユーロドルは反発基調を維持している
・今日も上値をトライする場合は、50日線の突破と1.07台への上昇が焦点に
・ユーロドルの反落局面では、1.06の維持と21日線の攻防に注目したい
ユーロドル、今日の見通しとチャートポイント
ユーロドル(EUR/USD)は昨日、「米金利の低下→米ドル安」にサポートされ、相場の戻りを止めた経緯のある1.0635レベルを大陽線で一気に上方ブレイクした。
MACDはゼロライン以下で推移しているもののゴールデンクロスが確認され、トレンドは上昇基調にある。また、21日線(今日現在1.0561レベル)がサポートラインへ転換するムードにある。
今日も米債市場でショートカバーが続く場合、ユーロドルは米ドル安にサポートされ、反発基調を維持することが予想される。このケースで注目したいのが、昨日の上昇を止めた50日線の攻防である。この移動平均線は今日現在、1.0679レベルで推移している。
ユーロドルが50日線を完全に突破する場合は、1.07台への上昇が次の焦点として浮上しよう。
ユーロドルが1.07台の攻防となる場合は、レジスタンスへ転換する可能性のある1.0750レベルの攻防となるかどうか?この点に注目したい。ユーロドルが50日線の突破に成功してもこのレベル(1.07ミドルの水準)で反落する場合は、現在の反発相場が一服する可能性が浮上しよう。
一方、米金利の反発や今日の10月購買担当者景気指数(PMI)速報値がユーロ売り・米ドル買いの要因となる場合は、1.06台の維持が焦点となろう。
ユーロドルが1.05台へ反落する場合は、21日線がサポートラインとして意識されるかどうか?この点を確認したい。21日線がユーロドルをサポートする場合は、現在形成されつつある短期サポートラインの説明力が増すことになる。
ユーロドルのチャート:日足 23年5月以降
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