S&P500種、4月中に4200まで上昇も 景気循環株主導で株高続くとの見方
5日の米株式市場でS&P500種株価指数が史上最高値を更新した。米調査会社ファンドストラットの調査責任者トム・リー氏は、景気循環株主導で株式相場の上昇が継続し、同指数は4月中に4200まで上昇する可能性があるとの見方を示す。
5日の米株式市場でS&P500種株価指数が史上最高値を更新した。米調査会社ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズの共同創業者兼調査責任者トム・リー氏は、景気循環株主導で株式相場の上昇が継続し、同指数は4月中に4200まで上昇する可能性があるとの見方を示す。
S&P500種は3営業日続伸。前日比58.04(1.44%)高の4077.91で終了した。1日に4000の大台に乗せたばかりだった。
リー氏は5日の取引終了後に米CNBCの番組で、3月31日からの3日間の上昇は強力だったとし、これが導入となりS&P500種は4月中に4200まで上昇する可能性があるとの分析を発表した。5日終値から3%高い水準に相当する。
株価はその後、値固め局面を迎える可能性があるという。
相場の上昇を主導するのはコロナ禍で打撃を受けた反面、その後の景気回復期に利益を得る可能性のある景気循環株になる。
一方、今年に入り、主にグロース株に対して利益確定売りを出していた一部の機関投資家は、足元の株式相場の状況に戸惑いを覚えていると指摘。これらの機関投資家は相場の先行きに対する懐疑的な見方からキャッシュを手元に積み上げているが、株価が上値を追えば株式へのエクスポージャーを再び増やす可能性があるとの見方を示した。
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