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ドル円のレジスタンスポイントと米CPI後の展望 / ユーロドルの焦点は1.14の攻防

ドル円は115.67レベルがレジスタンスポイントとして意識されている。ユーロドルは1.14の攻防が焦点に。今日は1月米CPIと米国市場の反応でドル円とユーロドルのトレンドが左右される可能性あり。上下のチャートポイントは?詳細はマーケットレポートをご覧ください。

出所:ブルームバーグ 出所:ブルームバーグ

ドル円のレジスタンスポイントと米CPI後の展望


【サマリー】

・明確になってきたドル円のレジスタンスポイント
・焦点は1月米CPIの内容と米国市場の反応
・米CPI後のドル円の展望について
・ユーロドルの焦点は1.14の攻防



・明確になってきたドル円のレジスタンスポイント

ドル円(USDJPY)の日足チャートを見ると、1月11日以降、115.60台で上値が止められる傾向が見られる。特に、115.67レベルで3度相場の上昇が止められている。このレジスタンスポイントは、フィボナッチ・リトレースメントの76.4%の水準(115.66)にあたる。

115.67レベルの突破および116円台をトライする鍵は、米国市場の動きにある。具体的には、米株高と利回りの上昇が同時に発生し続けることが、上記レジスタンスポイントのトライそして突破する条件となろう。

ドル円のチャート

ドル円のチャート


・焦点は米CPI後の米国市場の動き

今日の米国市場は、1月米消費者物価指数(CPI)の内容でトレンドが左右される可能性がある。

1月CPIの予想は前年同月比で7.3%。コアのそれは同比5.9%と、いずれも昨年12月時点からインフレの高進が見込まれている。しかし、市場参加者はインフレの高進を想定しているため、結果が予想の範囲内であれば米債市場への影響は限定的と予想する。一方、米国株は今のトレンドを維持する可能性がある。

上のケースでは、米金利の動きが焦点となろう。米金利が緩やかに上昇する場合、ドル円(USDJPY)は115.67(76.4%戻し)レベルの突破と116円のトライを想定しておきたい。一方、米金利が低下で反応する場合は、115円台を中心とした売り買い交錯の相場が予想される。



1月米CPIで予想以上にインフレの高進が確認される場合は、FRBによる金融引き締めペースの加速が意識されることで、米金利は上昇する可能性が高い。

このケースでの焦点は、米金利の上昇幅と米国株の反応である。米金利、特に長期金利の上昇幅が拡大しても米国株が現在の上昇トレンドを維持するならば、ドル円は115.67レベルを突破し116円台へ上昇する展開を想定しておきたい。

逆に米金利の上昇が米国株の反落要因となる場合は、「米国株の上昇 / 米金利の低下」のケースと同じく、115円台を中心とした売り買い交錯の相場が予想される。



ドル円が下値トライとなる場合、目先の焦点はサポートラインとして意識されている10日線(EMA)の維持である。10日線を下方ブレイクする場合は、115.00もしくは114.90レベル(2/7安値)のトライを想定しておきたい。

米消費者物価指数(CPI)の推移

米消費者物価指数(CPI)の推移


ユーロドルの焦点は1.14の攻防

・焦点は1.14台の攻防

ユーロドル(EURUSD)は、1.14(リトレースメント23.6%)の維持に成功している。しかし、相場の戻りは限定的で、1.1450レベルがレジスタンスポイントとして意識されるムードが出始めている。

現在のユーロドルは、上昇トレンドから下落トレンドへ転じるかどうかの分岐点に差しかかっている。ドル円(USDJPY)と同じく、今日は1月米CPI発表後の動きに注目したい。


・上下のチャートポイント

チャートポイントの焦点は1.14レベルの攻防で変わらず。この水準を下方ブレイクし、かつレジスタンスポイントとして意識される場合は、ユーロドルがさらに下落するシグナルと想定したい。このケースでは、昨日のレポートで指摘した10日線(EMA)、21日線(EMA)およびリトレースメント38.2%の水準1.1344レベルが相場をサポートするかどうか?が焦点となろう。

一方、米CPIが米ドル売りイベントとなる場合は、1.1450レベルの突破と1.1480台のトライを想定したい。後者の水準(1.1480台)を完全に突破する場合は、1.15トライを予想する。また、1.1480レベルがレジスタンスポイントからサポートポイントへ転換するかどうか?この点も確認したい。

ユーロドルのチャート

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