VWがEV販売でテスラと世界2強へ、数年以内に UBSが予想
独フォルクスワーゲン(VW)が電気自動車(EV)大手の米テスラとともに、今後数年以内にEV販売で世界の2強になる可能性がある。VWは来年にも販売台数でテスラに追い付く可能性があるとUBSは見込んでいる。
自動車メーカー大手の独フォルクスワーゲン(VW)<VOWG>が電気自動車(EV)大手の米テスラ<TSLA>とともに、今後数年以内にEVの2強になる可能性がある。VWは来年にも販売台数でテスラに追い付く可能性があるとUBSは見込んでいる。
マーケットウオッチが伝えたところによると、UBSは9日に一部メディアとのコールで、来年のテスラとVWのEV販売台数をいずれも約120万台と予想した。
中国に次ぐEV市場である欧州でVWは販売台数で過去1年でテスラを抜いて首位に立ち、欧州での市場シェアは20~25%になった。主要な自動車メーカーのEVへの移行としては最善のケースとUBSは指摘する。
EVとそれ以外の自動車の製造コストは2025年までに同等になるとUBSは予想。EVのオペレーティング・マージンは20年の平均1%からその時点で7%に上昇しているという。
さらに、自動車市場におけるEVの浸透率は40年までに100%に到達すると予想した。
VWはEVプラットフォームのスケーラビリティにおいてテスラをリードしているとUBSは先週のリポートで指摘していた。
一方、テスラはソフトウェアや電動パワートレイン、自動運転機能などいくつかの重要な技術分野で依然としてVWをリードしているという。
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